ケーススタディ:VPK

SAPとのステートレスな統合

ロンドン – Greyconは世界発の新世代ミルシステムが2004年2月1日から VPK のOudegem工場で本番稼働したことを発表しました。このシステムは Greyconのトリム最適化(X-Trim)および抄紙機製造実行システム(ReTrim)とシームレスに統合されたMill Product extensionsおよびAPO®を含むSAPの最新技術を使用しています。

新システムは主に特定の機能に限定されたソフトウェア ソリューションで構成され、製紙業界での生産と注文の履行を目的としているため、従来のITシステムとアーキテクチャとは大きく異なります。上記のスタンドアロンシステムは、相互におよび他のビジネス ソフトウェアとは接続されていません(または部分的にのみ接続されています)。その理由はプロセスの統合と制御を妨げるからです。例えば、コスト会計機能によって処理されるデータ、または新しいバージョンの導入のために、複雑なインターフェイス プログラムまたは様々なワークセンターでの情報の手入力が何度も必要になります。これは時間を無駄にし、エラーの可能性を高め、効率を低下させ、情報の流れを制限します。

新システムはSAPと Greyconモジュールで構成されています。 SAPモジュールには SD、 FI、 APO/PP、CRM、QM、 MM/WMが含まれます。GreyconモジュールはX-Trim® と ReTrimです。このアーキテクチャの主な目的はSAPオンライン トランザクション システムをマスター情報リポジトリ(冗長性のないデータ)とし、 Greyconモジュールを基本的にステートレスモードで運用することです。このようにして、大量の同期とインターフェイスの問題は解消され、SAPシステムをにはエンタープライズ ビジネス情報(顧客の注文状況、在庫状況、在庫評価、仕掛品等)の完全図が描かれます。

VPK1

下図はGreyconモジュールと SAPモジュール間の接続の詳細を示しています:

VPK2

この新しいアーキテクチャでは、ジャンボの登録、品質情報の取得、完成リールの軽量などの抄紙機/巻取機でのやり取りはすべてReTrimによってキャプチャされ瞬時にSAP(MM/WM、PP、SD、QM等)に送信されます。 また、ReTrimで巻取機の担当者が洗練された最適化技術を利用できるので、品質の欠陥やキャリパーの変動等の生産上の逸脱を解決することができます。

Greycon とSAP間のインターフェイスは近日中に SAPが認定します。

Greyconのソリューションは、高性能低コストのMicrosoftテクノロジを使用して実装され、 トランザクション レプリケーションおよびその他ハードウェア冗長性機能を使って 7x24ベースで必ずご使用いただけます。

システムのメリットを要約すると:

低コスト

MESコンポーネントの通常のコストは従来のミル製造実行システムの5分の1未満に削減されました。

統合

SAPとGreyconモジュール間の緊密な統合は、費用と時間のかかるインターフェイスを排除し、情報のブラックホールを取り除き、注文状況やコストなどの生産の一貫したイメージを企業全体に生成する総合的なソリューションを提供します。SAPによる統合の認定により、システムの長期的な進化が保証されます。

最適化

ReTrimの高度な最適化機能は、作業員が再最適化を計画したり、生産変動をどのように補うかを推測しなければならなかった以前の状況と比較して、飛躍的進歩を遂げています。

VPK

VPKは2つの製紙工場と複数の加工プラントを備えた統合廃棄物ベースの会社です:

VPK3

(表示されているボリュームは容量単位)